
モノづくり・文化・自然
バラバラをつなぐ視座と想像力を
都市と自然、文化と産業、身体と暮らし。
本来ひとつながりだったそれらの関係は、いつからか別々のものとして扱われるようになってきました。私たちは、近代の合理性の外側に置かれてきたもの——たとえば工藝や藝術、あるいは里山の風景など——のなかにこそ、その断絶を超えた命のつながりにまなざしを向ける視座と想像力へのヒントがあると信じています。
京都市とその周縁にある京北地域――流域のつながりのなかで森と都市が豊かな文化的呼応を生み出してきたこの場所で、教育プログラムやレジデンス、各種コラボレーションを通して、学びの場をひらいています。また、地域の素材と向き合いながら、「つくること」を通じて、私たち自身の世界との関係を探りつづけています。
